減量が必要な時のドッグフード選び
犬も肥満になれば糖尿病など病気のリスクが高まりますし、重い体重を支える背骨や腰、手足の関節に負担が掛かり関節炎やヘルニアのリスクを高めます。
犬にも個体差はありますから、ドッグフードをたくさん与えても多ければ残す子もいます。
しかしお腹がいっぱいでも目の前にあるとついつい食べてしまう子は、与えれば与えるだけ食べてしまうので肥満になるまでさほど時間はかかりません。
肥満は犬の健康や寿命にも関わってきますから、太めの犬は減量が必要です。
ドッグフード選びも考えましょう。
1歳になる前までは子犬ですが、1歳の誕生日を迎えたら成犬です。
犬に必要なカロリーは体重の1%か2%が目安ですが、減量の場合はカロリーを控えめにします。
しかし人間のように無茶なダイエットをすると健康を損ねますから、栄養不足にならないように注意します。
犬は動物性タンパク質が必要ですから、多くのドッグフードには肉が使われています。
減量する場合は肉の中でも高タンパクで低カロリーな鶏肉がオススメです。
質を重視するなら、七面鳥や鹿肉、魚を使ったドッグフードを試してみましょう。
減量をする場合、ドッグフードの量だけでコントロールするのは難しくなります。
運動量を増やす事も大切です。
散歩嫌いの場合はおもちゃで遊ぶ時に、動く量が多くなるよう工夫しましょう。